今月8月の主要建設資材の需給動向は木材(製材・型枠用合板)が“ややひっ迫”状態
国土交通省による建設資材の需給及び価格の安定化、建設事業の円滑な推進を図るため、建設工事に必要な主要建設資材の需給、価格、在庫の変動状況を資材別、地域別に把握する調査を毎月実施しています。その調査結果の概要は下記です。
1. 全国における建設資材の動向
【価格動向】異形棒鋼、H形鋼、木材(製材・型枠用合板)、石油(軽油)が“やや上昇”、その他の資材は“横ばい”。
【需給動向】木材(製材・型枠用合板)が“ややひっ迫”、その他の資材は、“均衡”。
【在庫状況】H形鋼、木材(製材・型枠用合板)が“やや品不足”、その他の資材は、“普通”。
2. 被災3県(岩手県、宮城県及び福島県)における建設資材の動向
【価格動向】アスファルト合材(新材・再生材)、異形棒鋼、H形鋼、木材(製材・型枠用合板)、
石油(軽油)が“やや上昇”、その他の資材は“横ばい”。 【需給動向】H形鋼、木材(製材・型枠用合板)が“ややひっ迫”、その他の資材は、“均衡”。
【在庫状況】H形鋼、木材(製材)が“やや品不足”、その他の資材は、“普通”。
こう言ったデータをもとに業者から出される見積額を査定します。そして、トレンド分析も並行して行い今後のコスト試算をする形ですね。