動いてもらう人の立場になる
話をする時、誰が主役か考えた事はありますか?それは、話し手ではなく、聞き手です。よって、効果的な伝達をしたと思っても、実は分かって貰えていない事がよくあります。
「そんな、子どもレベルの事、言わなくてもよいのでは?」と意見が出るかと思いますが、ビジネスの世界では、コミュニケーションエラーが頻繁に起こります。それは、我々の命懸けで管理している現場でもです。
これを避けるためには、自分は誰に何を伝えたいか・何を解決したいか、原点に立ち返り相手に伝える必要があります。そして大事な事は、人間一人一人異なっている(多様性)を意識しなければなりません。面倒だからと自分視点で配慮を疎かにすると、後から手痛いしっぺ返しがきます。
話をしながら、相手の表情を読み取ったり、理解度を確認したり、最後に総括したりと自分なりに工夫し自分らしさのあるコミュニケーション手法を確立して下さい。良く齟齬が起こる部分を下記に記します。
・言った→聞こえた
・聞こえた→聞かれた
・聞かれた→理解された
・理解された→同意された
・同意された→納得された
・納得された→行動が取られた
後、良くある話が「言った」と言う事をもって伝えたことのアリバイにする人が多いです。要注意です!
自分一人では何も出来ません。工夫してスキルを磨く。近道はありません。良い監督は、コミュニケーションが上手で自分なりの手法を持っています!!