Architect Engineer's blog 建築技術者のブログ

突破470記事! 現代の技術者に求められているのは、汗を流して肉体労働をする事ではなく、情報を効率的に操作し、新しいアイディアを生み出す事である。単なる知識は、Googleにあり!

2020+1 東京オリンピックいよいよ開会 記事No.390

連日、色々なニュースがありますが

 今日がいよいよ開会式。TVでの視聴となりますが、どういったセレモニーになるのか非常に気になります。

 前回、1964年の東京オリンピックは1944年の第二次世界大戦から約20年後に開催されてます。戦後の焼野原から再び国際社会の中心に復帰するシンボル的な意味を持ち、国の威信をかけ開催されました。リアルタイムでの世界衛星中継やブルーインパルスによる空中での五輪マークを描くアクロバット。これは、計器類が乏しい時代に良く出来たと思います。

その他、今では欠かせないインフラ関係。モノレール、新幹線、羽田空港の拡張、首都高速整備これらは、プロジェクトXなどで取り上げられています。建築についても、田中角栄氏が設計で関わったとされる国立競技場、丹下健三氏が設計した代々木競技場、ライブのイメージが強い日本武道館などがこの頃作られました。

代々木競技場は、水泳の会場で使用され当時のある代表選手は、遺骨をここに埋めて欲しいと発言したくらい、感動したとの話があります。

この時代は、仕事に大変な使命感があったと思います。日本人のプライド的なものです。今日、愛国心はネガティブなイメージとなっていると個人的には感じます。関連性があるかは分かりませんが、海外の人に自国の歴史について説明出来ないとされる日本ですが、こういった過去の背景も考えながら見るとまた、違った印象や考え方になるのではないでしょうか。(海外に出ると特に敏感になります。笑)

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し尿などの生活排水が流されている川ですが、子供達が楽しく泳いでいます。個人的に自身の技術でどうにかしたいと無力ながら考えています。こういった信念的な集大成がナショナリティではないかと思います。