契約の必要性と意義
今年も残り5カ月となりました。本日は、契約関係の多い建設業に勤める人の為に契約とは何ぞやと本質を書き記したいと思います。結構工事が終わる前または、途中に契約する慣習が業界的にあります。是非とも、悪習を改めて下さい。
ここで伝えたい事
・契約書を作る必要性
・契約の種類
・契約締結のタイミング
契約書は、先方と合意した内容を書面で記憶しておく為に必要です。理由は、後々当事者間の見解相違が発生しやすいので合意内容を書面として残しておく必要があります。
口頭では何故ダメなのか?
口頭でも、先方と何かしらの約束をした段階で契約は成立します。ただし、言った。言わない等の揉め事が生じたりトラブルが起きた場合の解決方法の合意がない為、問題の長期化が懸念されます。
従って、契約書と言う形で合意内容を正式な書面でしっかり残す必要があります。
契約の種類は?
・物の売買
→売買契約書
・設計や調査の業務
→業務委託契約書
・物や場所を借りたい
→賃貸契約書
・著作権のあるものを使いたい
→ライセンス契約書
・契約内容を変える
→変更契約書
以上となります。
契約締結のタイミングは?
取引を始める前に契約を締結する必要があります。その際、匿名性の高いプロジェクトである場合、別途秘密保持契約書なるものがあります。第三者に漏れると後々、大変になるので阻止する目的の契約です。
まとめ
・契約書は、あいまいのまま話を進める事により想定外のリスクを減らす為に必要。
・行う業務によって様々な契約書がある
・契約書は、業務の着手前に締結する事により優位に進める事が出来る。(大きい会社程、様々な問題を経験しており自社様式の契約書にこだわる。)
本日は、以上です。
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