最高裁判所前にひっそりと工事看板があるのが前々から気になっており確認してきました。先ずはインターネットで検索。
すると、耐震改修工事を行なっているようです。そこで、耐震性等を調べてみました。
下記が結果となります。結論、古い建物なので問題あり。
耐震性の評価と安全性
耐震診断の方法は「官庁施設の総合耐震診断・改修基準」と言うものがあります。評価値 1.0未満は、震度6強から震度7程度の大規模地震に対する耐震安全性の水準を満足しない評価となります。
低い理由は、新耐震設計法の施行以前(昭和55年以前)のためです。
良く耐震診断で見るIs値の基準。古いマンション等も耐震評価によっては銀行融資が付く等不動産屋と銀行融資担当にはお馴染みの値です。
確認すると最高裁判所は、III類に該当します。
さて、工事と言えば費用が気になりますね。調べてみました。
入札関連の情報です。先ずは、工事監理会社です。落札¥8,540万円で梓設計です。
続いて、施工会社です。
落札¥324,000万で鹿島建設。競合相手がいません。理由は、新築工事時の施工会社を調べると分かりました。
鹿島建設。
なので、競争相手がいない訳ですね。当時の総費用126億!ちなみにスカイツリーは、650億
会社の歴史を切り開いた建物なので、エース級の方が担当しているのでしょうか。工事課長のようです。
こちら、一点気になる部分があります。さあ、分かる方いますか??
個人的にこういった歴史のある建物の工事に一度で良いので技術者心理として携わってみたいです。