Architect Engineer's blog 建築技術者のブログ

突破470記事! 現代の技術者に求められているのは、汗を流して肉体労働をする事ではなく、情報を効率的に操作し、新しいアイディアを生み出す事である。単なる知識は、Googleにあり!

公立学校の耐震化率について 2020.4時点

公立学校の耐震化99.4%!

  文科省によると全国の公立小・中学校の校舎・体育館など全11万5063棟の内、震度6強以上に備えて耐震化された割合が4月時点で99.4%となり、前年度から0.2%改善されたそうです。

 未耐震化の市区町村は、121あり建物は残り674棟。未耐震化の大きな理由としては、統廃合や建替えを検討している為との事です。最も耐震化率の低いのは、沖縄県の95.7%で次に愛媛県の96.9%と続く。耐震化されていない建物数が多い県は、北海道の129棟が最も多く、次いで沖縄県の67棟、東京都60棟が続く。

 学校施設は、災害時に避難場所となる為、早期の対策完了する事を願っています。

 

 個人的に古い建物のデザインが大好きです。しかし、現行の法律を当てはめると耐力不足となり耐震不適合の建物となっています。耐震補強も一つの選択肢としてありますが、多額の費用がかかりそのままとするか建替となる事がほとんどです。これも、地震大国の日本なのでしょうがないと考えるしか無いのでしょうか。

 

番外編

昭和32年設立の秀和株式会社が販売した秀和レジデンスシリーズ。今の建物が出せないレトロ感が好きです。

f:id:dokenman:20200816200354j:image

遠くからも分かる存在感
f:id:dokenman:20200816200358j:image

レトロなベランダ
f:id:dokenman:20200816200633j:image
f:id:dokenman:20200816200158j:image

目を引き付ける外壁の模様