Architect Engineer's blog 建築技術者のブログ

突破460記事! 現代の技術者に求められているのは、汗を流して肉体労働をする事ではなく、情報を効率的に操作し、新しいアイディアを生み出す事である。単なる知識は、Googleにあり!

直伝必須の現場力5-手書きの重要性

IT化している昨今、最近手書きで何か書きましたか?

 物事を考える時や情報を整理する際は、直接思った事をノート等に書くと考えを効率的にまとめる事が出来ます。頭だけで考えると、どうしてもヌケモレや思考の整理に時間がかかります。書くと言う行為は、物事を理解していないと出来ないため上手く書けなかったりすると、その部分が理解出来ていないと考える事が出来ます。

 

従来、人は書く事で思考し、書く事で表現してきました。書くと言う行為は、思考や表現と揃いのものです。

 

上記の考えは色々と応用可能です。例えば、資料を作成する際などイメージを手書きに書きまとめる。その後、ソフトなどで資料を作成すると・・・

あっという間にスムーズに完了します。理由は、頭の中で完成物が出来ているので短時間で作成できます。私が施工計画書を作成する際は今のようなイメージのプロセスで作成します。人間の頭は、考えながら作業が出来ない。出来ないと言うより作業効率が落ちてします、だから手書きで考えをまとめて作業に入る必要があります。

 

ポイント

考える効率を高めるのが手書き。建設工程の分業に近いです。

 

その他、建設現場はマルチタスクで業務を進める必要があります。その為に工程表がありますが、それはただの線なのでそれらを分解し抜けている部分を見つけ事前に解決しなくてはなりません、それらも手書きで情報を書き出し関係性のあるイベントや工種を整理すると良いです。何より書き出す事で頭にも入ります。特に大切な意識は、無駄な工程は絶対に発生させないという決意です。その秘訣が手書きです。

 

小さな一歩ですが、日々の業務に追われ取り入れる事がなかなか出来ないかと思いますが、小さな一歩、大きな効果の意識で試してみては如何でしょうか。自由に手を動かし、図式化することで理解を深め仕事の成果に結びつける事が出来ると思います。

 

先ずはやってみて、自分に合ったノートやメモ帳の使い方を編み出していくと良いです。脳は、筋トレと同じく使えば鍛える事が出来ます。使わなければ、退化あるのみです!

 

仕事の打ち合わせで近くに寄った際に撮影。

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