内省 Reflection
頭を使うとは、意図的に考える事である。考えには、無意識的に答えを出す事と、意図的に悩み答えを出す事の2種類があり、どちらとも少なからず感情の影響があります。
人間の特性として、脳を使用すると言う事は、多くのエネルギーを消費するため、本能的に避けられる行為のため、瞬時に判断するように出来ています。つまり、判断力は日々の意識的な反復練習による精度の向上が必要となります。
対して、意図的に悩み答えを出す事は、意識的に実践を行い、脳を慣れさせる必要があります。意識的な思考とは、頭の中で考えや思いを巡らせる行動で、結論を導き出したり、目標とする答え等を導き出したり、筋道をイメージしたり手段、方法など模索する精神活動を行う事です。それらを継続的に行う事で、思考が自らの集大成として思想となり、自分の言葉で物事を伝える事が出来るようになります。つまり、自分の言葉で熱いメッセージを伝えられる人とは、圧倒的な思考を経ています。
頭の回転がいい人とは、自分なりの考え方のプロセスや型を持っている人で、本質的には無駄がない人の事をいいます。
最近、タイムパフォーマンスにフォーカスされる時代になりましたが、個人的には全て効率性で判断する危険性を感じます。むしろ生きている事が非効率だと個人的に思います・・・