Architect Engineer's blog 建築技術者のブログ

突破470記事! 現代の技術者に求められているのは、汗を流して肉体労働をする事ではなく、情報を効率的に操作し、新しいアイディアを生み出す事である。単なる知識は、Googleにあり!

直伝必須の現場力3−考えるとは

考えるとは、何ぞや

 

 考える。それは、答えを出すために建設的に考えを組み立てる事。対して、悩むとは、答えが出ない前提で考えてるフリをする事。つまり、悩むだけ無駄だし心理的にマイナスにもなる。

 

 仕事を前提に話をすると、仕事は何かを生み出すためにあるので生産性の無い活動に時間を使うのは無駄以外の何のものでもない。つまり、悩んでいると思ったら頭を切り替える癖をつけるべきだ。明日から行動して下さい。

 それと、価値のある仕事を選別して行う。現場では、様々なやらなければならない事が多い。その中で、価値のある事。言い換えれば優先度が高い仕事を率先してこなす。優先度が低くやらなくても良い仕事は、極力無くす。または、上手く第三者に依頼し手元から離すようにする。時間は有限であり、有効に使うべきである。

 

 本質は、優先度が低い仕事や効果が無い仕事を排除し、時間を浮かせる事が大事。現場監督は、肉体労働者では無く知識労働者であり、いかに動かないで効率よく仕事を進めるか考える。決して、根性に逃げないで欲しい。「一生懸命にやりました」、「昨日も徹夜でした」はそう成らざるを得ない場合もあるが基本的にあってはならない事である。働いた分給与の貰えるワーカー思考から成果の対価として給与を得るビジネスパーソン思考を持つ事が重要である。

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メモは、備忘と頭の整理になるので有効に活用しよう。写真はお馴染みコクヨのレベルブック