Architect Engineer's blog 建築技術者のブログ

突破470記事! 現代の技術者に求められているのは、汗を流して肉体労働をする事ではなく、情報を効率的に操作し、新しいアイディアを生み出す事である。単なる知識は、Googleにあり!

久しぶりに日本へ帰国。束の間の休息

最近、久しぶりに日本へ帰りました。離れてみると日本の良さが良くわかります。さて、最近日本でもいよいよ値上げの話が聞こえるようになりましたね。海外では、ためらいも無く値段を上げられるので、日本人の良いものを安く売る、企業努力という感覚が良い意味で素晴らしいと思います。

あと、日本でも不動産の価格が上がってきておりびっくりしました。現在日銀が、お金をたくさん市場に供給しており、投資対象になりやすい点や不動産ローンも安いため、ニーズが上がっている結果と推測されます。しかしながら、日本の物価安定性は凄いですね。国内で普通に生活していると分かりづらいです。海外から見ると、現在日本は、日銀の金融政策もあり円が市場に溢れており、その結果として円安になっており、その結果、海外での円決済が不利になっている事がデメリットです。円で多く給与を貰っている方は、旨みが少ないと思われます。あと、ニュースで海外との価格比較(円ベース)での話が出ますが、現時点ではかなり高く見えますが、円高だった頃は逆転の立場だった事もあり、一長一短です。未来はまた違う状況になっているかもしれません。ただ言えるのは、今は海外で働いた方が円に換算した際の給与(換算)額が高いです!それを原資に円に変えて初めて恩恵を得る事が出来ます。現地通貨を、ただ現地で消費する分はあまり旨みを感じません。その国のエンゲル係数など収入に対してどれくらいの支出が必要で手残りはNETでどうなのかが、本質かと思われます。

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それと、中国の経済がガタガタになってきているようです。大きくは、不動産価格が崩壊し投資家や一般市民、延いては中国の地方政府もかなりの影響が出る事が予想されます。物としての不動産価値とはニーズであり、市場の熱気がその時点で現れたものです。つまり、ニーズが少なくなり、市場の熱気が冷めると、崩壊が始まります。基本的に不動産は現金で買える人は少ないので、通常借金をしますが、建物の値段が下がると元本割れとなり、無理して購入した人で支払いが出来ない人は、悲しい未来が待ってます。そして、建設系は、様々な会社が関連するため、経済への影響が大きく、今後の中国経済の動向に注目です。既に若者の失業率が大きく、政府が発表を中止したそうです。つまり、中国版の就職氷河期が始まるとも言われています。

債権: 借金を返してもらう権利

債務: 借金を返す義務

不良債権: 回収が出来ない債権