前の会社でも発生していました。
最近、気になったニュースです。
海外の水力発電所の建設現場で勤務していた大林組の49歳社員がくも膜下出血で死亡。原因は、長時間労働。
男性社員は、下請け会社との連絡や工事進捗の管理に従事。工期に間に合わせるために休日出勤などの勤務を続けており、現地の宿舎で寝ている際に亡くなったという事です。
男性は亡くなる直前には現場に常駐する看護師に頭痛を訴えていたということですが、現地は山奥で医療機関から遠く、医師は常駐なし。
家族からは、過酷な労働環境を根本から見直してもらわないと何も変わらない。とコメントしています。
大林組は「今回の労災認定を極めて厳粛に受け止めています。長時間労働の是正を進め、従業員の健康確保に、より一層配慮していきたい」とコメントを発表。
この問題は、工期順守がキーワードです。建設工事は、予期せぬ遅延が多いです。それは、ほとんどプラス要因ではなくマイナス要因です。
そこが、絶対的な要因なので改善しないと今後同様な災害は無くならないでしょう。また、標準のオペレーションでもないので、交代での引き継ぎも難しいです。なので、人員増でもなかなか改善できないです。