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建築現場監督のブログ

建設エンジニアの比較的自由な雑日記(建築系ブログ)

防火設備検査員講習の実務経験年数の不正申告の件

実務経験年数を不正に申告して防火設備検査員資格を習得

 問題の発端は、国土交通省に対し、実務経験年数を不正に申告し防火設備検査員資格者証を習得した者がいたとの報告があったとの事。また、習得後防火設備検査員として定期検査を行った案件は68件との事。結構大きな問題となっています。

これらの案件は、再検査を行う予定。

 

そもそも、防火設備検査員とは?

防火設備検査員

 建築基準法に基づく定期報告制度において、一定以上の規模の建築物等に設けられた防火シャッター等の作動確認を行うことができるとされている資格者。国土交通大臣の登録を受けた機関が行う防火設備講習(学科講習及び実技講習)を受講し、考査に合格した者が、申請を行うことで資格者証の交付を受けることができる。
現在の資格者数は13,720人です(平成30年末現在)

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受講資格

 建築に関する知識及び経験を有する者として、学歴又は職歴に応じて定めた一定の年数以上の実務経験を有する者。

 または、日本シヤッター・ドア協会が、その認定を受けるための講習(以下「専門技術者講習」という。)の受講資格として、高等学校の卒業後にシャッター又はドアに関する3年以上の実務経験を有する者等であって、かつ、労働安全衛生規則に規定する「低圧充電電路の敷設等に関する特別教育」を修了した者。

※専門技術者の認定を受けていることで防火設備検査員講習の受講資格を得られる。

 

建築基準法による定期報告制度とは

・新築時に建築確認及び完了検査によって基準に適合していることが確かめられた建築物が、使用段階においても、引き続き適切に維持管理されていることを確かめるもの。

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