受験者は、免震部建築施工管理技術者より少ない!
先週の土曜日に東京神田で免震建物点検技術者講習・試験を受けてきました。場所は、ベルサール神田です。
去年、受けた免震部建築施工管理技術者より少ない人数でした。受験者層は、ゼネコンや不動産管理等の関係者とみられる人が多数でした。私の席周辺では、フジタ、大林組の方がいました。
この免震建物点検技術者は、免震建物の維持管理点検を主な業務とする資格です。今の所、免震建物の件数は少ないのですが、今後建物の増加が見込まれる事から需要があるかと思います。
維持管理のポイント
維持管理点検は、まず一つに当初の設計思想、設計条件が守られていることの確認や、災害発生後も正常に免震機能が発揮できることを確認します。
JSSI(日本免震構造協会)のHPには、下記のような点検項目が紹介されています。
講習が終わると、待った無しで筆記試験です。試験では、免震部材別の不具合を想定し記述する問題(A4一枚)があります。
制限時間は、約20分です。ここで、JSSIからの引っかけ(罠)があり、講習資料の最後に~から問題が出題される予定ですと記載されていたのですが、実際の問題は、それらが一問も出なかったです。おそらくひっかけでしょうか?試験時に何人かは、パニックを起こしていました。まぁ、普通に講習を聞いていた方は、問題ないかと思いますが。
合格発表は、2月下旬です。発表まで、おたのしみです。
試験終了後は、神田の有名なラーメン店わいず に行きました。結構濃厚なスープでした。