Architect Engineer's blog 建築技術者のブログ

突破470記事! 現代の技術者に求められているのは、汗を流して肉体労働をする事ではなく、情報を効率的に操作し、新しいアイディアを生み出す事である。単なる知識は、Googleにあり!

説得力はテクニック 高めるコツ

説得力がある人は、その人が信頼出来るかが大事です。

 初対面や日々の仕事で自分の領域に関して話す場合、話をはじめる前に、専門知識のバックグラウンドを明示すると、とても有効です。私は、海外で仕事をしてますが、初めてあった人やこちらの事を何も知らない人に対して、自身の専門について話をする際に、肩書きを使う有効性の強さに最近気付きました。

結論、これはかなり有効です!

 文化や価値観が異なる人と議論する場合、まずはその人の意見が信頼に値するかと言う事がポイントとなります。その場合、簡単かつ即効性があるのは、全世界共通で学歴や資格などです。

そもそも、人はスペシャリストからの意見を疑問もなく受け入れる特性があります。この効果は、海外の心理実験でも、証明されています。

つまり、この肩書き効果を有効に使うと仕事がスムーズに進みます。なので、名刺やEメールの署名欄に肩書きを入れるようにしてください。思った以上の効果があります。例えば、弁護士や医師などの資格取得者がいるとします。実務の観点では、人により能力にかなりの差があります。実際、第三者からするとそれは、あまり関係のない話で、肩書きだけで自動的にその分野に関して、全知全能な人物だと認識されます。

そこが厄介で、世の中には、巧みにその効果を利用して凄い転身を遂げた人もいます。

1点注意点もあり、実力はウソをつきません。実力がない者がこの効果を使った場合、ボロが出てきます。一度、不信感を持たれると信頼を取り戻すのは、非常に難しいです。

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