令和4年地価公示はどうだった?
調査は、昭和45年から実施されており、今回で53回目を迎えました。不動産の価値は、ある意味景気をモニタリングする上で大切な要素の一つ。
関連して、こちらの指標を先に確認してみましょう。
こちらは国内企業間の物価指数で前年比との差を示しています。今年は、報道の通り物価が急激に上がってますね。
さて、本題の公示地価ですが、国土交通省の調査によると、令和4年地価公示は、全国2.6万地点を対象に実施し、次のような結果となったようです。
・全国平均: 2年ぶりに上昇
・三大都市圏: 東京・大阪・名古屋圏いずれも2年ぶりに上昇。ただし、商業地は大阪圏のみ横ばい。
・地方圏: 地方四市(札幌・仙台・広島・福岡)で、上昇を継続。
総評としては、住宅地では低金利環境の継続、住宅取得支援施策等による下支えの効果による住宅需要が回復し、地価が上昇。商業地では、都心近郊部で店舗やマンション用地に対する需要が高まり、上昇。また、新型コロナウイルスの影響が徐々に緩和されている事も一つの要因となっているもよう。
金額の単位は、千円。
不動産購入は、タイミングも重要です。私は、コロナで不動産価格が落ち込んでいた、かつオリンピック後は、値下がりすると言われていた中、2物件購入しましたが、今では運良く値段が上がっており、現時点では売却による含み益が見込まれます。次の手はしばらくキャッシュを溜め、相場より少し下落または値下げが成功した段階で買いたいと思います。