太陽光パネルの全滅も
最近、太陽光パネルを良く見るようになりました。確か記憶では、2012年頃に、再生可能エネルギーの買い取り制度が大きく変わり普及が進んだイメージがあります。その一方で、我々はプロとしてしっかりと太陽光パネルの特性に関する知識が必要となっています。今回は、影の影響について自身の経験を踏まえて備忘として記します。
結論、影を侮るなです。
理由は、太陽光パネルの発電量は、影の影響(面積)に比例しません。理由は、太陽光パネルの構成がポイントです。パネル内部は、直列で発電のキーとなるセルを繋いでいます。直列について小学校の頃に理科でやった事を覚えている人は、理解が早いが直列の場合一本道。途中で回路を分断をするとアウトである。(豆電球が切れる)あれと同じ原理が太陽光パネルである。
上記の特性もあり、一つの太陽光パネルは複数の系統に分離し発電量が100または0にならないように3系統程度バイパス(迂回)させ発電量の低下を0にならないようにしている。
ここでポイントであるが、影の当たり方によっては全ての系統に満遍なく影が影響し発電量が0となる可能性もあると言う事である。それは、恐ろしい。つまり面積というより当たる場所がポイントとなる。それは、製品ごとに異なるので一概に言えないが多少の影だから大丈夫だと言う楽天的な発想は注意が必要である。
つまり、影を絶対に落とさないと言う原理原則が大事と言う事です。
屋上の場所は、手摺などの考慮も必要です。