Architect Engineer's blog 建築技術者のブログ

突破470記事! 現代の技術者に求められているのは、汗を流して肉体労働をする事ではなく、情報を効率的に操作し、新しいアイディアを生み出す事である。単なる知識は、Googleにあり!

海外勤務スタート コロナ隔離明け

長期間の隔離は気が滅入ります・・・

 隔離が明けて、いよいよ現地での活動開始です。今回は、建設プロジェクトの技術担当として仕事を行います。先ず最初に確認すべきは現地の建設技術や現場の雰囲気を確認する所からです。

 建物を建てる場合、良くその規模に目が行きますが見かけ上の事は、それなりに綺麗に出来ます。日本式の技術はこだわり、追求する事です。つまり、細かい納め方のディテールや、材料本来の特性を活かした性能をより引き出す使い方や弱点を補う使い方を考えて出来るかです。この部分は、自己満足に近くコストに反映されにくい部分です。このマニアックなこだわりの説明が海外勢に難しく結局は、伝わらず知られぬままで、その調査が大切になります。

これが、ゼネコンとなると他国の価格が安いゼネコンに仕事が流れ日本勢は苦戦していると思います。落差しても粗利は低くなりそうですね。理由は、安かろう悪かろうの考え方が出来ない病のためです。笑

関連して、日本の家電を筆頭に身の回りの様々なモノは、色々な機能やデザインの工夫がされています。その当たり前が海外では当たり前ではない事に気付く事が出来ます。

 少し話が脱線しましたが、結論ローカライズをする為に必要な情報と現場管理における無駄を無くすヒントを得るための事前調査を現在しています。既に日系の企業ともコネクションを築き現場も見せてもらいました。同じ日の丸戦士ありがたいです。

やる事が色々とあり大変ですが、一歩一歩確実に進めていきたいと思います。同時に立地調査も行っており毎日移動も多く身体への負担も大きいです。

 

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健康証明書の例