色々な呼び方がありますが何が正解でしょう。
良くタイルの呼び方でセラミックタイルや磁器タイルなど、意味は分かりますが本来どう区別すべきなのか調べてみました。
そもそも、セラミックタイルとは?
建築材料については、日本工業規格(JIS)が規定しています。調べてみるとJIS A 5209セラミックタイル(Ceramic tiles)となっています。個人的に新入社員だった時は、そうではなかった記憶があり、おかしいと感じ、過去資料を調べてみると陶磁器タイルとなっていました。
なので、セラミックタイルとはJIS改正で発生したワードで陶器質タイル、磁器質タイルなどの意味で現在使用されています。
下記からは、建築士試験でもお馴染みの、タイルの分類についてです。
まず、きじによる分類です。最近では、数字による分類に変わっています。
・1類タイル(磁器質タイル)
・2類タイル(せっ器質タイル)
・3類タイル(陶器質タイル)
上記の3種類でタイルの吸水試験を行った際にそれぞれ、1%、10%、50%が分類の目安となっています。※私の過去資料によると吸水率もJIS改定により基準値が変わっていました。
続いて、呼び方の分類です。
使用箇所などにより下記に分類されています。
内装タイル
外装タイル
床タイル
モザイクタイル
今回調べて思ったのが、自身の気付かない内に少しずつ情報がアップデートされています。なので、興味を持ち業務を行なっていかないと知らず、知らずの内に時代遅れの技術者となります。建築工事は、工種がかなり多いので常に学ぶ姿勢が大事かと思います。
関連して、タイル事故関連の記事です。