Architect Engineer's blog 建築技術者のブログ

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地業工事と捨コンクリート

新入社員が現場に配属されて

 

色々と疑問があるそうで、特に現場特有の用語とか良く聞かれます。

最近は、「地業工事はとはなんですか?」などですね。不意に聞かれると分かっているつもりでも答えるのが難しいですよね。

私は、こう答えました。

 「地業工事は、建物の荷重を受ける基礎を支えるためにその下に設けた杭、地盤改良体、砂利等、捨コンクリートなどの事と・・・」

 

上手く説明が伝わったかは分からないのですがイメージが掴めてもらえたかな?毎日質問の連続です。

 

私:今日は、捨コン打つぞ!

新入社員:捨コンってなんですか?

私:そこからかい~!捨コンは、基礎底面の水平を構築し、この上に墨出しを行う事で鉄筋や型枠等を正確に組み立てられる事により、結果建物を設計図面通りかつ精度を良く施工するために必要なものだよ。

 

新入社員:では、名前の由来は何ですか?

私:??(建物の構造に関係ないから?)

 

 なんでしょうか?名前の由来。やはり、「捨て」がとても気になるそうで。最近では、均しコンクリートといいますね。しかし、標準仕様書上では捨コンクリートです。

 

教える方も勉強せねばならないですね。

 

あ、とうとう最近話題の空調服を会社から支給されました。あー心地よい。

 

 

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