黒板は電子化へ
2020.5.18更新
今後は、黒板廃止!!
いよいよ、国交省が本格的に普及しようとしています。今年の4月から運用するそうです。従来は、工事情報を記載した小黒板を入れてデジタルカメラで撮影していましたが、電子黒板の場合は、ソフトウェアに入力した工事情報が、デジタル写真に組み込まれるため、撮影時に黒板を持つ補助員が不要となり、省力化に繋がります。(良く現場で無くして探し回ったりする笑)
IT化の流れですね。デメリットは、改ざん。
電子データは容易にフォトショップなどで改ざん出来る可能性があるので信憑性確認機能( 改ざん検知機能)を有するソフトウェアを使用して、撮影後の不正を検知することにより、信頼性を確保するそうです。でも、アナログ時代でも改ざんはあったので悪い事を考える人がいなくならない限り無くならないでしょう。しかし、撮り忘れって結構あるので工事担当の方は大変です。
今後は、遣り方などGPS測量等になるのでしょうか?測量機械も目まぐるしい進化を遂げているので気づけば、進化に「取り残されている?」可能性もありますね。
レーザー距離計も結構職人の間で普及していますし
トランシット(光波)もノンプリなるものありますが、個人的に信頼できませんね。ちなみに余談ですが、光は1秒間に地球を7周半するそうです。
また大先輩方の貴重な話で、同じ現場の60歳オーバーの方は、昔は計算尺で計算していた。子供の頃家の電気は豆電球だったとか話を聞くだけでも「えっ」となります。
私的にもここ10年でも相当変わっていると感じますね。パソコンで言うと昔は一太郎やら花子など使っていた記憶があるのですが・・・
結論は、アンテナを張って情報を自らキャッチする事ですね。
最後に私的に最近気になるニュースです。
・スランプ12cm標準に~「土木工事で標準的に採用されているコンクリートのスランプを8cmから12cmに引き上げることでコンクリート工の省力化を図り、生産性向上を実現する」。国土交通省のコンクリート生産性向上検討協議会(前川宏一会長)傘下の「流動性を高めたコンクリートの普及検討委員会」(橋本親典委員長)が、3月末をメドに成果をまとめてスランプを見直す。
建設業の今後は、いかに合理的かが追求されそうです。現実は、JIS製品なのに材料試験をしたり余計な書類を提出したり矛盾だらけです。