Architect Engineer's blog 建築技術者のブログ

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総合仮設計画図の作成

総合仮設計画図の作成について

更新:210223

 

最初に全体の構想を練る。仮設計画のスタートは、ここから

現場の契約が終わり、乗り込み前に調整する際に大切なのが、この総合仮設計画です。なんとか年内で、作成完了できました。後は、関連する別工区の会社と協議・調整し修正するのみとなりました。

今回躯体関連の図面は、施工図屋に外注予定です。最近、施工図も外注が当たり前になっています。施工図も現場監督として他者と差別化出来る必要なスキルです。描ける時に描かないと忘れてしまいそうです。年齢がある程度行くと、また違ったマネジメント領域に業務がシフトするので、後では図面を描く事を覚えるタイミングを逃します。

 建築施工図の書き方

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 さて今年は乗り切ったが、来年はバタバタしそうです・・・

総合仮設計画に必要なエッセンスの一部を列挙します。

 内容:工事車両の動線、ゲートの位置、仮囲いの範囲、事務所の位置、仮設電気・水道の引込み位置、架空線の情報、クレーンやロングスパンエレベーター計画、コンクリートの打設方法位置作業員駐車場の位置、資材置場の位置、仮設足場計画、安全対策など・・・
施工図も外注が多くて教えてもらう機会が少なくなっている現代・・・分業化の波がじわりじわりと来ています。

 建築施工図の基本

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新卒の時、別会社の人から共有を受けた図面。懐かしいです。情報量が薄いですが