Architect Engineer's blog 建築技術者のブログ

突破470記事! 現代の技術者に求められているのは、汗を流して肉体労働をする事ではなく、情報を効率的に操作し、新しいアイディアを生み出す事である。単なる知識は、Googleにあり!

2017-01-01から1年間の記事一覧

台風の嫌な思い出

自然の力は、凄い ようやく台風が過ぎ去りましたね。毎回、台風が来ると嫌な思い出が頭をよぎります。その中で特に嫌な思い出施工管理編ベスト3をランキング形式で発表したいと思う。 まずは、第3位です。 これは、現場あるあるなのですが私が現場監督3年…

海外の建設現場レポート

国によって現場は、様々 こちらは、マレーシアで撮影したものですが、1階躯体を施工中の模様です。鉄筋等も現場加工でやっています。空気感がのほほーんとしていて個人的に好きでした。 こちらは、都心部の写真になります。経済発展目まぐるしいですね。大…

産業廃棄物の実務⑤ 廃棄物の処理や処分の流れ

廃棄物の処理や処分の流れ 廃棄物の処理には、中間処理と最終処分があります。また、廃棄物処分の方法は焼却や埋立等があります。 先ずは、廃棄物処理の流れです。 排出事業者 ⇒ 収集運搬 ⇒ 中間処理 ⇒ 収集運搬 ⇒ 最終処分(ラスボス) ここで、注意ですが…

内部仕上げ足場計画図 作成 記事No.145

職人任せにしていませんか? 世間は、3連休のようです。もちろん私は、休み無しで「皆勤賞」! 今日は、内業メイン(書類、図面作成)です。現場が比較的静かなので施工図を作成しています。 前回、建築工事計画届(機械等設置届)を提出してしばらく経ちま…

自家用ダンプ(通称:白ダンプ)の件

自家用ダンプ(通称:白ダンプ)の件 2020.5.19更新 最近は、あまり見なくなりましたね。白ナンバーのダンプ 新入社員の教育担当として最近あった話です。土工事は「こういった点が管理のポイントだと」教えました。(土工事の注意事項)建設技術者であれば、…

建設業の人材確保・育成に向けた概算要求事項 平成30年度

国が建設業の人材確保・育成の為の計画を発表! 建設業の技能労働者の約3分の1は55歳以上となっており、他産業と比べて高齢化が進行しています。このような中で建設業が持続的な成長を果たしていくためには、 若者や女性の建設業への入職や定着の促進などに…

免震部建築施工管理技術者試験② 受講用テキストが届く

家に届いていました。 来月に、免震部建築施工管理技術者の講習と試験があります。 この資格の有資格者がまわりにあまりいないので情報が少ない試験です。落とす試験なのか?受からせる試験なのか??非常にモヤモヤする感じです。 約1ヶ月前の今の時期にテ…

原発工事 関与の社員死亡

本日のニュースですが、衝撃を受けました。 以下時事通信社引用 東京電力福島第1原発事故後の工事をめぐり清水建設の社員が工事費を架空請求した疑惑で、清水建設は9日までに、作業所長を務めていた男性社員が下請け業者と共謀して不正取引を行っていたと…

建築士定期講習 受講申込み 記事No.140

本日、建築士定期講習の申込みを行いました。 ついでにCPDも付くので一石二鳥です。 来年、監理技術者の講習を含めるとCPDの目標達成かな。 ちなみにこの定期講習は、建築士法の規定により建築士事務所に所属する建築士が対象となっており、登録講習期間が行…

免震部建築施工管理技術者① 講習及び試験の準備

約1ヶ月後に迫りました・・・。早っ 免震部建築に関わる国内唯一の資格です。全国では約4、200名程の資格者がいるそうです。免震部建築施工管理技術者の役割は、名前のとおり免震工事に関わる施工計画書の立案、免震部材等の品質管理及び免震部工事の施…

現場監督の休日日数はどれくらい

年間の休日日数はどれくらいだ? 年が変わり気づけば、もう9月です。最近、会社の方も勤務時間管理、メンタルヘルス、産業医の診断やらと労働環境も変わろうとしています。ふと、今年1月から8月まで何日休日があったのか調べてみました。(先に申しておく…

建設現場の週休2日導入について

最近、ニュースになりましたね。 問題は、工期ですね。工期厳守の建設現場においては発注者の理解が必要! 特に民間工事(パチンコ店・商業施設)等は、激務です・・・。また、公共工事においても予算消化の件や繰り越し工事が出来ない等の理由で工期が厳し…

地業工事と捨コンクリート

新入社員が現場に配属されて 色々と疑問があるそうで、特に現場特有の用語とか良く聞かれます。 最近は、「地業工事はとはなんですか?」などですね。不意に聞かれると分かっているつもりでも答えるのが難しいですよね。 私は、こう答えました。 「地業工事…

労働安全コンサルタント試験に向けて問題集購入 記事No.135

情報が少ない試験です。その名も労働安全コンサルタント 更新:2021.01.17 10月は、試験が多いです。私の試験スケジュールは下記になります。 10/1(日):1級土木施工管理技士(二次) 10/8(日):免震部建築施工管理技術者 10/17(火):労働安全コンサルタン…

香港の選挙制度の民主化を求めた2014年の大規模デモ

あれから約3年。雨傘革命 最近の気になるニュースです。下記8月17日 AFPニュース 香港の選挙制度の民主化を求めた2014年の大規模デモ「雨傘運動」で中心的役割を担った3人の活動家が、非合法集会に参加した罪などに問われていた控訴審で、香港の裁判所は17…

打継用の止め枠はどうすべきか?

数量が大きい現場あるある 施工上どうしても数量が大きい場合、打継を設けますが梁幅やせいが大きいと止め枠が非常に困ります。前回は、エアフェンスなるものを使用しましたが過密鉄筋だとどうしても隙間が出来てコンクリートが漏れます。型枠解体して斫り作…

労働基準監督署抜き打ち現場パトロール

労働基準監督署抜き打ち現場パトロール 去った全国安全週間での出来事 現場事務所に労働基準監督署からTELがありました。おそらく、特定元方事業開始届を見て連絡していると思われる。電話の内容は、今から現場にパトロール行きますとの事。そして、1時間以…

竣工した現場のその後 エフロレッセンス発生

久しぶりの現場確認 竣工して2年以上経過している現場を最近確認しました。すると、湿式工法で施工した浴室にヤツが発生していました。その名は、エフロレッセンス(白華現象)今回の浴室は、タイルでは無く石張りとなっており目地が突きつけによる施工だっ…

コンクリート造の工作物の解体等作業主任者講習 記事No.130

今後需要があると思い受講を決意!! 前回、解体工事を担当しましたがその際に「解体等はどういった手順がありどういった工法があるのか?」気になり講習を受講してきました。 感想は、結構為になりましたね。 そもそも、コンクリート工作物の解体等作業主任…

コンクリートの高強度化

今後ますます高強度化か? 最近、思う事がコンクリートの強度が年々上がっていっていますね。入社時には暑中補正も+3位だったのですが・・・・ おかげで、夏場の解体はサウナ状態です。特にピット内、確実に熱中症になります。今後、コンクリート技術者は温…

平成29年一級建築士学科試験

一つの「くぎり」がつきましたね。 本日受験した方、お疲れ様です。 結果はどうあれ一つの「くぎり」がついたと思うのでゆっくり休んで下さい。 結果を確認したい方は、下記のブログにまとめていますのでよければ参考にして下さい。でも、もうあの試験は受け…

特殊高所技術

最近話題になっています。 国土交通省にも認められた技術! 聞きなれない言葉ですがこの技術は、足場を用いることなく橋梁や構造物にロープでぶら下り、上下左右に移動し、クラック調査、写真撮影、耐久性等に関する調査、点検、施工を可能にする技術です。 …

結局現場に押し付けですか・・・

五輪・新国立競技場 新卒現場監督「自殺」 同業者として、非常に強い衝撃を受けました・・・。現場は、超国家級どころか世界的にも注目度の高い工事中での出来事。立場は、現場代理人。 簡単に現場監督の権限はこちら↓ (現場代理人) 現場代理人は、つぎに…

伸縮目地とその後 記事No.125

伸縮目地からクラックが 効果てき面。 夏場は、特に膨張!現場で、スパンが長い建物なのに何故か設計図に伸縮目地が1本も無い。設計監理者へヒヤリングすると意匠上入れたく無いとの事?あれーっ! 結局、クレームは施工者に行くのです。これが現実。なので…

他社技術屋との座談会

その道のプロから直接情報を得る! 最近、現場で一緒にプロジェクトを行ったメンバーと慰労会を行いました。 出席したメンバーは、コンクリート系の会社だったので話題は、自ずと生コンの話になっていました。 話の内容は、最新の技術やら現場に関する事やら…

平成29年度 全国安全週間終わる

昨日で、全国安全週間が終わりました。 私の現場には、労基署やら建災防等の抜き打ちパトロールはなかったです。 会社の先輩の現場には、来ていたそうです。 特に指摘はなかったそうですが・・・。機械等設置届における型枠支保工を申請通りか確認していたそ…

気づけば7月半分過ぎてます・・・

P→D→C→A 本日、今年の目標であった1級土木施工管理技士の前半戦が終了しました。あっという間です・・・それと、試験会場で気づいたのですが二級建築士も本日が1次試験日でした。 ちなみに今年の目標は下記になります。 ①向上心を常に持ち続けて行きたい。…

平成29年度 全国安全週間が始まりました。

スローガンは、「組織で進める安全管理 みんなで取り組む安全活動 未來へつなげよう安全文化」 現場では、安全点検を実施しています。その中で、年配の現場監督が手摺高さが75cm以上とか言っていたのですが、ん? 「75cm」って言う値あったかなと少…

通知 建設業における処遇改善等に向けた公共工事の発注について 記事No.120

会社へ流れてきました さて、今後労働環境改善されるか?工期に厳しいですね。日本は・・・特に大手等は会社のプライドで赤字でも人を突っ込んで完成させたりしますが。海外では、終わった時が工期かな? 各都道府県等の長に当てた要望は下記になります。 1…

建設業法 配置技術者の件

法令改正されたのは知っていましたが・・ 施工管理技士で勉強していた時の記憶が根強く残っているので、改正前の記憶が邪魔してあやふやに~ ちなみに改正は、平成28年6月1日からです。 先ずは、監理技術者ですが人手不足か金額が引き上げられています。…