Architect Engineer's blog 建築技術者のブログ

突破470記事! 現代の技術者に求められているのは、汗を流して肉体労働をする事ではなく、情報を効率的に操作し、新しいアイディアを生み出す事である。単なる知識は、Googleにあり!

3億マンションの竣工検査立会い

会社の先輩からの依頼で出動しました。

 最近の話ですが、会社の先輩から「小さな物件を作ったから建築の専門家として検査に立ち会ってくれないか」と電話がありました。時間は、取らないとあったので現場を抜けて立ち会ってきました。

 

すると、びっくり!

 

 思っていた以上の規模でした。階数は、10階。世帯数は、40でした・・・・私の到着を待って検査スタート。簡単な確認をイメージしていましたが、緊張感のある竣工検査でした。

 

屋上⇒10F~1F⇒外部周り⇒総評⇒完了

 

 上記の流れでスタートが13時30分で完了が18時となっていました。まさか、こんなに長い時間やると思わなかったので、疲れました。これだけ大きい物件であれば少し準備が必要だと思うので、それが心残りでしたが依頼主の先輩は満足していました。お礼として、食事をごちそうになりました。

 

 納まり等を確認しましたが、許容できない点は対策提案含め対処してもらう事にしました。施工会社同意の上です。言い過ぎずの程度が難しい。

 

 こういった仕事が発注者の立場なのかと思いつつ、将来やってみたい分野だったので勉強になりました。

将来について

 今の自分に足りない部分を強化しつつ、将来へのイメージを具体的に描きつつ年齢も中堅になってきているので人を動かせるマネジメント能力も向上させていきたい。また、色々な経験をして広い分野を網羅している建築技術者になりたい。いや、ならないといけないと思う今日この頃です。それと会社のネームが無くても認められる技術者(人材)になりたい。

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検査を行った物件を簡易的に計算すると物件だけで安く見積もっても3億以上はします。先輩、凄いな・・・笑