Architect Engineer's blog 建築技術者のブログ

突破460記事! 現代の技術者に求められているのは、汗を流して肉体労働をする事ではなく、情報を効率的に操作し、新しいアイディアを生み出す事である。単なる知識は、Googleにあり!

平成29年一級建築士 設計製図試験の合格基準について

来週は、いよいよ合格発表

 1年は、早いものです。そして、今年も残りわずか。建築系の会社では、社内が騒がしくなってきます。何故なら「一級建築士」の合格発表があるからです。特に受験生は、その日仕事が手につかないと思います。

先ずは、平成29年度試験日程から

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  試験自体は、学科から製図そして合格発表までは早いと思います。始まってからは、短期決戦型の試験です。 気になる設計製図試験の採点期間ですが、約1ヶ月で全国約3,800名程度の製図を採点するような流れとなっています。

 

早いと思いませんか??

 

 なので、一瞬の見た目が勝負と言われています。細かくチェックするととんでもない時間が掛かります。どういう採点方法でしょうか?非常に謎です。ちなみに、 採点関係のスケジュールについて、去年のデータがあります。

 

こちらをどうぞ

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  採点自体は、既に完了しています。後は、合格者数の調整です。それが、明日(12/14)の中央建築士審査会で決定されるそうです。

 

合格について分析した本も出ているようです。

内容紹介:一級建築士試験に効率的に合格できる人、猛勉強しても不合格を繰り返す人。その違いは勉強法にある。本書は、1000人を超す合格者へのヒアリング、500点を超す合格図面をもとに、具体例を示しながら、上手な勉強法とは何かを明らかにする。全ての受験生が勉強を本格的に始める前に知っておくべき合格・不合格の実態。

一級建築士のブログもやっているので、興味のある方は検索してみると良いです。

検索ワードは、一級建築士 製図 ブログ で出てくると思います。

 

去年の合格基準

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 受験された方は、何よりも嬉しいクリスマスプレゼントになるでしょうか?なんていったって名称独占資格(無資格者でも業務は可能)では無く、数少ない「業務独占資格」(有償・無償問わず)ですからね。

同日に第45回労働安全コンサルタント筆記試験の合格発表もあります。

 

平成29年度一級建築士 学科試験合格率18.4%(昨年より+2.3ポイント)

受験者26,923名、合格者4,946名
合格基準点:計画、環境・設備が11/20点、法規・構造が16/30点、施工13/25点、総合87/125点。

今年は総合資格の当たり年か。来年は、日建学院が熱い!

 

合格したらこちらの本がオススメ

 

番外編

試験元:建築技術教育普及センターの常勤理事等の月額報酬

役職別

理事長:¥166.6万円

副理事長:¥143.7万円

専務理事:¥131.4万円

常務理事:¥122.2万円

理  事:¥113.4万円