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伸縮目地とその後 記事No.125

伸縮目地からクラックが

効果てき面。

 

夏場は、特に膨張!現場で、スパンが長い建物なのに何故か設計図に伸縮目地が1本も無い。設計監理者へヒヤリングすると意匠上入れたく無いとの事?あれーっ!

結局、クレームは施工者に行くのです。これが現実。なので、施工者としては何としてでも入れたいというスタンスを伝え図面に反映しました。(ほんの数本のみ反映)

実は多いです。デザイン重視、設計者の自己中心的な配慮不足(結構そういった人がいるので不思議でならない。)こういったクラックはコンクリートの耐久性を著しく低下させます。

施工側としては、対策をしていますが「0」には、なりません。そういった事で打設も終わり、養生期間も終了し型枠解体を迎えました。そして、ほんの数日後。

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出ました。「おはよう状態です。」

その他の面を確認しましたが、等間隔でクラックが発生していました。予想どおり目地不足です。

さて、監理者へ報告しますか・・・

どういう反応するでしょうか?

 

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