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建築現場監督のブログ

建築の事やプライベート等自由な日記

今はあまり使用されなくなった流動化コンクリート

始めて使用されたのは昭和50年

 

年齢が高めのベテラン監督は、結構使用していた?自分の周りでも初めて使用する人が多いです。流動化コンクリートは、基本現場で流動化剤を添加したコンクリートを言います。逆に工場で既に流動化されたコンクリートは、高流動コンクリートと言います。

 

もともとは、昭和40年代以降のコンクリートポンプ工法の普及に伴う硬練りコンクリートの施工性改善を目的に使用されたそうです。使用にあたっての注意事項は、試験練りによって下記の状態などを確認します。

1.ワーカビリティー

2.スランプ

3.空気量

4.単位容積重量

5.圧縮強度

そして、結果を満足しない場合は原因を確かめ改善します。

現場の方では、担当者を決め添加量の確認や生コン車の撹拌管理等を行います。特に重要なのは、流動化の時間管理です。添加は、予め定められた一定量を添加する事を原則として、水等で希釈せず一度で生コン車に投入する。そして、中速または高速での撹拌を規定時間行います。

計量は、質量または容積で良いです。現実的には、容積法がお手軽です。

時間管理としては、下記の時間を目安とします。

外気温が25℃未満30分。25℃以上20分。打設は出来るだけ、短時間とします。流動化コンクリートの性質としてスランプロスが怖いです。流動化前のスランプより下がる事もあるので、ポンプの閉塞等・・・・

「劇薬注意」です。

流動化ベースコンクリートの標準スランプは、普通コンクリートで15cm以下。軽量コンクリートで18cm以下です。流動化後は、どちらとも21cm以下ですが調合管理強度33N/mm2以上の場合ベースコンクリートをスランプ18cm以下流動化後23cm以下とする事が出来ます。(材料分離を生じない事が前提)

 

施工中は、随時目視検査を行い品質の変化を確認出来るようにします。なので、あらかじめ決めたコンクリート担当者をつけた方がいいです。毎日見ていると「目」が鍛えられます!!

個人的に好きなメーカーは、竹本油脂かな?

 

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