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建築現場監督のブログ

建築の事やプライベート等自由な日記

コンクリート供試体養生方法

 色んな養生方法がありますね。

コンクリート検査の件で知り合いから連絡がありました。内容は、設計監理者が構造体強度推定用の供試体を現場空中養生としたいといっている。それでいいのかと・・・

 建築工事標準仕様書H28年度版では、こう書かれています。現場水中養生での結果が満足しない場合現場封かん養生。空中養生は無い!

話を聞いていると、どうも現場空中養生の方がより構造体と同じ条件となるのでは?と考えているようだ。

そもそも、養生方法はどこで決まったか?

先ず初めに、建築物の規定は建築基準法になります。そして施行令 → 告示となります。

建築基準法施行令74条

コンクリートの強度

 鉄筋コンクリート造に使用するコンクリートの強度は、次に定めるものでなければならない。
一 四週圧縮強度は、1mm2につき12N(軽量骨材を使用する場合においては、9N)以上であること。
二 設計基準強度(設計に際し採用する圧縮強度をいう。以下同じ。)との関係において国土交通大臣が安全上必要であると認めて定める基準に適合するものであること。
2 前項に規定するコクリートの強度を求める場合においては、国土交通大臣が指定する強度試験によらなければならない。
3 コンクリートは、打上りが均質で密実になり、かつ、必要な強度が得られるようにその調合を定めなければならない。

 

続いて告示です。

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解説すると

1号では、現場水中養生を行い材齢28日供試体の圧縮強度の平均値が設計基準強度の数値以上。

2号では、構造体コア供試体材齢28日圧縮強度の平均値が設計基準強度の数値に10分の7を乗じた数値以上かつ材料91日の供試体の圧縮強度の平均値が設計基準強度の数値以上

※2号の所では、品質管理として直接構造体からコアを抜く事は現実的ではありませんね。なので、標仕では現場封かん養生としている。また、封かん養生は構造体コンクリートの強度発現を良く表す。

 上記の事から、基本は現場水中または現場封かん養生ですね。法的根拠からも・・・

     

 品質管理の要点   コンクリート技術者の必読本

  それで今回の相談内容の問題が、この空中養生である。これは結論から言うと構造体強度から乖離した強度となってしまいます。その根拠としては実験データを見ると良く分かる。こちらのデータは、標準期における模擬構造体(1m角程度の大きさ)と供試体コアの養生別の強度比較データです。

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赤線は、材齢約28日です。どうでしょうか明らかに乖離していますね。なので現場空中(気中)養生がオススメ出来ない理由です。がしかし、これが夏期(暑中)になるとどうでしょうか?

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少し構造体と近くなりますが逆に構造体の強度バラツキが顕著に出ていますね。(現水にも空中にも近い)これでは、どう構造体強度を推定するか悩みますね。

※夏期の現場水中養生・封かん養生では、強度のトップ側となる(危険側)傾向がある。

 

強度のバラツキ原因

原因としては、養生中の温度及び周囲の水分条件ですね。

・養生中の温度⇒温度が高いとコンクリート内部で急速な水和反応が生じ、その水和生成物が不透水層を形成するため内部側で水和反応が起こりにくくなり長期強度が低下する傾向。

・水分⇒水和反応に必要な水が無い為にコンクリート硬化が進まないため強度低下。

 

なので、逆に本当のコンクリートの本来発現する(ポテンシャル)強度と構造体の強度差を考慮した上でコンクリート強度を設定する構造体強度補正値という考え方が出てきました。

定義としては「標準養生をした供試体の材齢28日の圧縮強度の平均値と、コア供試体又はこれに類する強度特性を有する供試体の材齢91日の圧縮強度の平均値との差を基に0以上の数値として定められた値」。

 平成28年に先にでた建設省告示も改正され新たに標準養生も追加されました。

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私個人的には、コンクリート供試体を標準養生とする事で受入検査と構造体検査一緒にする事が出来合理的ではなのかと思う。駄目では無く実際にそういう現場も少なからずある。JIS工場であれば問題は無いかと思う。

ちなみに、コンクリートの強度は安全率をみられ2重で強度補正している。先ずは、調合管理強度(構造体補正)を算出し、それから調合強度(工場の不良率を考慮した強度)が定められている。生コン発注は、基本的に呼び強度発注方式なので最初の調合管理強度で発注している事となる。

※呼び強度=調合管理強度以上とする。

詳しくは、関連記事を参照

労働基準法違反に係る公表事案

結構建設業が多いな

 厚生労働省が5/10に2016年10月〜2017年3月の間に労働基準関係法令違反違反等で書類送検された334件分の内容をまとめたリストを公開しましたね。今後、全国の企業・事業場名や違反内容などが公表され企業を見る目が厳しくなりそうだ。

中には、あの話題となった電通の名前もありましたね。(2016年12月に社員に違法な長時間労働をさせた疑いで書類送検された。)

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労働基準関係法令とは、労働基準法、労働安全衛生法などが有名ですね。国としては指導を厳しくしていくのでしょうか?うちの会社にも最近かなりの頻度で現場に労働基準監督官のガサ入れがありました。

今後、安全方面で仕事の需要ありそうかな?と独立志向が働く今日この頃・・・

 一応、知り合いの影響で労働安全コンサルタント受験してみようと思うのですが、3年以内に習得できように頑張ろう。某売上トップの建設業者は、専門の安全担当を社内に置いているそうです。キャリア採用をしている事からも安全体制構築に力を入れているのでしょうか?会社内で労働安全コンサルタント資格者を求めている会社は、あまり聞かないです。(募集している事から)会社として安全意識が高いのでしょう。私の地域では、まだ知られていないですね。恐らく聞いてみると返答が、ロウドウアンゼンコンサルタント?となるでしょう。

労働安全コンサルタントとは?

労働安全衛生法82条に基づく労働安全コンサルタント試験(国家試験)に合格した者で、同法84条に基づき厚生労働省に備える労働安全コンサルタント名簿に登録した者である。企業・事業所の求めに応じ、労働安全の水準向上を図るために安全診断や指導を行います。


家を整頓していたら・・・懐かしのゲームが!

結構覚えていたりする! 

GWなので、家を片付けていると昔やっていた(はまっていた)ゲームカセットが多数出てきました。結構いい思い出ですね。何故かyoutubeで検索していました。すると出てくる・出てくる。懐かしい「少年の気持ち」が戻ってきました。

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 このスクウェアから発売されたファイナルファンタジーシリーズですが、気づけばあのドラゴンクエストシリーズのエニックスと合併していました。ドラクエもFCでやっていたのでこのFFとDQが少年時代の思い出ですね。今思うとだから、旅好きなのでしょうか??影響している?

FFことファイナルファンタジーは、IからVIIIまでプレイしましたがこのFC(ファミコン)版のFF3が特に大好きです。

カセット(原作)の累計販売数は下記になります。

FFI:52万本(1987年発売)

FFII:76万本(1988年発売)

FFIII:140万本(1990年発売) 

FFIV:144万本(1991年発売)

FFV:245万本(1992年発売)

FFVI:255万本(1994年発売)

FFVII:328万本(1997年発売)

FFVIII:369万本(1999年発売)

 

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ゲームミュージックも今思うとすごくいい曲が多かったと思います。さすが植松伸夫